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ファイアー / クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン
“Fire” / The Crazy World of Arthur Brown
(作詞・作曲)Arthur Brown, Vincent Crane, Mike Finesilver, Peter Ker
c/w "Rest Cure" 「レスト・キュア」
1968年6月 シングルリリース (UK)
The Crazy World of Arthur Brown: Fire (1968) [High Quality Stereo Sound, Color, Subtitled]
https://www.youtube.com/watch?v=FaHEusBG20... アーサー・ブラウン率いるクレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンが
1968年に放った彼らの最大のヒットソング ”ファイヤー”(全英No.1、全米No.2)
(※当時の日本盤のタイトル表記は”ファイアー”である)
頭に被った冠に炎を煌々と灯し、顔には奇怪なメイクを施して
怪しく踊りながら唄う(叫ぶ?)異様なステージで話題を集めた。
ともすれば、キワモノ的存在としてのみ捉えられがちではあるが
特徴的なハイトーン・ヴォイスとその特異な唱法は、
イアン・ギランを始めとしたHM/HR系ヴォーカリストや
Van Der Graaf Generatorのピーター・ハミル等に
多大な影響を与えたことが窺えるし、
キーボードを中心としたヘヴィーなサウンドメイキングは
この後登場するプログレッシヴ・ロックの先駆となった。
また、その歌舞伎の隈取りのような奇怪な顔のメイクアップや
シアトリカルで奇抜なステージングは
後のアリス・クーパーやイタリアのオザンナ、Kiss(Genesisも?)
などによって引き継がれているようにも想われる。
後にEL&Pで知られるドラマーのカール・パーマー、
アトミック・ルースターを結成するキーボードの
ヴィンセント・クレインなどが在籍していたことでも知られる。
意外にも(?) アーサー・ブラウン自身は、大学で法律や哲学を学んでいたという
経歴の持ち主である。
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